XcalableACCチュートリアル
概要
- 場所:東京大学柏キャンパス 第2総合研究棟 315会議室2
- 日時:2019年2月22日(金)10:00 - 12:00(受付は9:30から)
- 参加費 : 無料
- 定員 : 20名
- 主催 : PCクラスタコンソーシアム HPCオープンソースソフトウェア普及部会
- 共催 :
- PCクラスタコンソーシアム 並列プログラミング言語XcalableMP規格部会
- 理化学研究所 計算科学研究センター
- 東京大学 情報基盤センター
- 協賛 : PCクラスタコンソーシアム 実用アプリケーション部会
趣旨
アクセラレータを搭載したクラスタシステムに対するプログラミングにはMPIとCUDAの利用が一般的ですが、その生産性の低さが問題となっています。 そこで、共に指示文ベースであるクラスタ向け並列言語XcalableMPとアクセラレータ向け言語OpenACCを組み合わせた言語であるXcalableACCが注目されています。 XcalableACCでは、C言語やFortranで記述されたコードに指示文を加えることで、性能の高い並列アプリケーションを簡易に開発することが可能です。
本講習会では、XcalableACCの仕様や各種ベンチマークの性能などについて紹介します。 また、実際に東大のスパコンを用いたハンズオンも行います。 XcalableACCを使った簡単な並列プログラム作成と実行を行い、XcalableACCによる並列プログラム開発の容易さを体験していただきます。
プログラム
- 10:00 - 10:50 : XcalableACC概要(理化学研究所 計算科学研究センター 村井 均)
- 10:50 - 11:00 : ハンズオンの準備(理化学研究所 計算科学研究センター 中尾 昌広)
- 11:00 - 11:10 : 休憩
- 11:10 - 12:00 : XcalableACCハンズオン(理化学研究所 計算科学研究センター 中尾 昌広)
(発表資料はこちらを参照ください)
対象者
- 逐次プログラムからアクセラレータを搭載したクラスタシステムで動作する並列プログラムへの移行を検討されている方
- 並列プログラム開発の生産性向上に関心のある方
- 並列プログラミング言語に関心のある方
- 但し、対象者の方は下記を満たす必要があります
- FortranもしくはC言語について、ある程度の知識とプログラミング経験があること
- sshクライアントおよびLinuxの利用経験(基本的なコマンド操作やプログラム作成など)があること
- 東大のスパコンにリモートログインしてハンズオンを行うため、無線LAN(WPA2)を搭載したノートPCを用意できること
事前準備
- ノートPCについて
- sshクライアントの設定およびssh公開鍵の準備(申込時に、設定方法を記載したメールが送られます)
- Windows/Microsoft Update、Apple Security Updateを用いて最新のセキュリティアップデートを行う
- ウィルス対策ソフトウェアをインストールし、ウィルス検索を実行して問題がないことを確認する
- Windowsは,Vista以前およびWindows8(8.1は可),MacOSは,Yosemite(10.10)以前のバージョンは利用できません
- 写真付きの身分証明書(学生証、社員証、運転免許証など)
- [同意書]をプリントアウトし,署名して,受付時にお渡しください
申込方法(2019年2月19日(火)正午締切)
(締め切りました)